おばあちゃんの「ありがとう」が原動力
- アプリシェイト東淀川
- 2017年12月24日
- 読了時間: 4分

東淀川区菅原、豊里団地の近くで住宅型有料老人ホームを運営するのがアプリシェイト東淀川。施設名の「アプリシェイト」とは英語の「appreciate」(感謝)が語源。これまでの日本経済発展を支えてきた団塊の世代が一気に高齢世代を迎え、これまでを支えてきてくれた地域のおじいちゃん・おばあちゃんに「自分らしく老後の生活を送ってもらいたい」という「尊敬」と「感謝」の思いで地域のおじいちゃん・おばあちゃんの老後を支えていく。「恩返し」の思いで東淀川の地域社会で介護のお仕事を行っているのがアプリシェイト東淀川のスタッフのみなさんです。

住宅型の有料老人ホームというのは施設が一つのホテルのようになっていて、それぞれの個別のお部屋にそれぞれ入居者さんが生活をしています。共有のリビングやレクレーションスペースなどがあり、おじいちゃんやおばあちゃんは個別のプライベートな居住空間はありつつ、補助や介護が必要な部分を介護スタッフがお世話をしながら、他の入居者さんとの交流も図り、日々生活をしておられます。

|どんなお仕事?
介護のお仕事はおじいちゃん・おばあちゃんの体の具合や介護の必要度合いに応じて、臨機応変な対応が求められる大変なお仕事です。日々の生活の支援をするには気力と体力が必要です。また、おじいちゃんやおばあちゃんの日々を元気に快活にするために元気さや明るさも求められます。落ち込んでいるおじいちゃんの心のケアのために、「うんうん。そうね。そうね。」と話し相手にもなります。時には入居者さん同士のコミュニケーションの橋渡しに走り回ることも。正直、楽な仕事ではありません。でも、毎日、自分のことを子どもや孫のように温かい眼差しで見てくれるおじいちゃん・おばあちゃんの「◯◯ちゃん。ありがとね。ありがとね。」そして一緒に働くみんなから「◯◯さん!ありがとう!ほんまに助かったー!」自分もみんなに「ありがとう!」と言う。そんな人間味に溢れ、真剣さと誠実さ、そこから生まれる感謝と笑顔とやりがいに充ちた活気あるお仕事です。

|どんな職場?
8階建の清潔感あふれる大小79のお部屋、入居定員82名の施設です。最新の介護設備とスタッフの人数も入居者のみなさんに十分に目が行き届くように万全の体制を敷いています。「この入居者さんの人数で、このスタッフの数はありえないでしょ!」というようなことがないように、施設管理に専念する運営会社の社員・看護に専念する看護師・介護に専念するか介護し・日々の生活のお手伝いをするヘルパーさん。きっちりと役割分担と対応ができるような人員体制を敷いています。ブランクがあっても初めてでも、働くみなさんが無理なく、仕事に必要な知識や能力を身につけてもらい、日々やりがいを持って働いて頂けるように、技能研修も必ず行っています。また、管理側のマネジメント体制や職場のコミュニケーションのあり方にも気を配るようにしています。働くみなさんの心の安心・安全は、そのままお仕事に現れますので、入居していただいているおじいちゃんやおばあちゃんの笑顔のためにも、働くみなさんの職場環境への配慮にも妥協はしません。

介護のお仕事って、本当に体力も気力も使うお仕事ですが、一方でこれほど人間が磨かれるお仕事もないように思います。介護というのは「人の人生に寄り添う」お仕事です。「おじいちゃん、おばあちゃんの日々の活力を演出」し「笑顔を創る」お仕事でもあります。おじいちゃんやおばあちゃんが一生懸命生きてきた人生に触れ、スタッフ一丸となっておじいちゃん、おばあちゃんの人生を演出する。本当に勉強になります。介護のお仕事は大変だけど、本当にやりがいのあるお仕事です。

介護の仕事は「大変だから辞める人が多くて人手不足」なのではなく、高齢化に伴い「需要」が多すぎて、でも、「誰にでもできる仕事じゃない」から、「十分な能力と資質を持った人材の確保と育成」が追いつかずに「能力のある働き手」が供給できていないというのが介護人材業界の実情です。なので、良い職場環境に恵まれ、自分としても最高に一生懸命輝ける体制のある介護の現場であれば、一生涯の仕事になることでしょう。アプリシェイト東淀川で、私たちと同じ思いで、一緒に地域社会の福祉に貢献していただける仲間を求めています。誰でも言い訳ではありません。「思い」を共有できる東淀川のみなさんと一緒にお仕事をしたいと思っています。

Comments